PCゲームのプレイ動画を録画する方法

PCゲーム(League of Legends)のプレイ動画を撮れたので手順をメモ。

※画面のちらつきがあるので、完璧じゃないけど。
※【2013/5/6追記】LoLのビデオ設定を「フルスクリーン」から「ボーダレス」にするとちらつきがなくなりました
※あと読み辛い。


■概要

「AGDRec」で録画して、「Aviutl」でmp4形式にエンコードします。
mp4にしたのは、動画サイズを小さくするのとyoutubeにアップするためです。

■操作手順

必要なソフトの準備(この下に書いてます)ができたら、この手順で録画する

■ソフトのダウンロード

まずは録画に必要なソフトをダウンロードします。

●AGDRec

PC画面の録画ツール。
AG-デスクトップレコーダー ダウンロードページ
※【最新バージョンのダウンロード】のダウンロードをクリック

●Aviutl

動画編集ツール。
AviUtlのお部屋
※★ ダウンロード ★ のAviutlから一番新しい.zipをクリック

●拡張x264出力(GUI)Ex (x264guiEx)

x264を使用してエンコードを行うプラグイン
x264guiEx_1.xx - SkyDrive
※x264guiExの一番数字が大きいZipファイルをクリック(たぶん一番下)

●x264.exe

MP4(H.264)形式でエンコードするためのプログラム。
拡張x264出力(GUI)Exで使う。
VideoLAN - x264, the best H.264/AVC encoder
※Download x264ボタンクリック

●MP4Box

MP4マルチプレクサー(mux、複数の入力を1つにまとめるもの)。
拡張x264出力(GUI)Exで使う。
MP4Box 0.5.0 - VideoHelp.com Downloads
※Download from our site (direct link)をクリック

●Nero AAC Codec

AAC音声変換プログラム。
拡張x264出力(GUI)Exで使う。
Nero AAC Codec - テクノロジー
※同意する→メールアドレス入力→ダウンロード

●リサイズフィルタ

リサイズ用フィルタ。
AviUtl プラグイン | スキマ産業
※下の方にリサイズフィルタのダウンロードがあるので、そこの「ResizeFilter_XXXX.zip 」をクリック

●DirectShow File Reader プラグイン for AviUtl

Windows Media Playerで再生可能なファイルを扱えるようにするプラグイン
DirectShow File Reader プラグイン for AviUtl - AviUtl実験室
※ダウンロードの.lzhをクリック

MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In

MPEG2を読み込むためのプラグイン
MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In
※ファイルの.lzhをクリック

●Lhaplus

解凍ツール、他のを使ってるならダウンロード不要。
vector:Lhaplus

■セットアップ

ダウンロードしたのを解凍していく。

●AGDRec

解凍して「AGDRec.exe」を実行すれば、タスクトレイに録画開始アイコンがでます。
自分のLoL録画の設定

  • キャプチャー設定 レート30
  • 録画範囲指定 サイズの自動調整をOFF
  • 録画制御キー設定 CtrlとShiftどちらもOFF
  • オプション カーソルの録画ON、録画中のアイコン消去OFF、マルチスレッド動作ON
  • モード設定 リアルタイムエンコード
  • コーデック設定 メインコーデック「AmuseGraphicsMovie(AGM形式)」
  • 録画出力 日時を追加(上書きしないように)
●MP4BOX

管理者権限で実行して、インストールします。
インストールした場所は覚えておいてください。(あとで使います)

●Aviutl

本体は解凍すればすぐに使えます。
ただプラグインを入れるため、必要なファイルをフォルダ内に格納します。
(以下引用)

解凍してできたaviutl.exeがあるフォルダの下にPluginsフォルダとProfilesフォルダを作る。
作らなくても良いが、作った方が分かりやすい。
ここではデスクトップにaviutlというフォルダを作り、以下のような構成の場合で解説する。
aviutl フォルダ
  aviutl.exe
  aviutl.txt
  aviutl.vfp
  Plugins フォルダ
  Profiles フォルダ

2.x264.exe
x264.exeをaviutlフォルダに入れる。
3.拡張x264出力(GUI)Ex(x264guiEx)
x264guiExのzipファイルを解凍する。
auoフォルダ内にある x264guiEx_stgフォルダ、x264guiEx.auo、x264guiEx.ini をPluginsフォルダに入れる。
x264guiEx_stgフォルダ内にあるファイルもそのままコピーする(以下フォルダのコピーは同様)。
5.Nero AAC Codec
Nero AAC Codecのzipファイルを解凍する。
win32フォルダ内にある neroAacEnc.exe をaviutlフォルダに入れる。
6.リサイズフィルタ
ResizeFilterのzipファイルを解凍する。
ResizeFilter.auf、DLLフォルダをPluginsフォルダに入れる。
7.DirectShow File Reader プラグイン for AviUtl
DirectShowのlzhファイルを解凍する。
ds_input.auiをPluginsフォルダに入れる。
8.MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In
MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-Inのlzhファイルを解凍する。
m2v.vfp、m2vconf.exe をPluginsフォルダに入れる。
m2v.vfpのファイル名(拡張子)を変更し、m2v.auiにする。

●Aviutlの環境設定1

大きいディスプレイで録ったのも編集できるように設定変更。

  1. 「aviutl.exe」を実行して、Aviutlを起動
  2. ファイル→環境設定→システムの設定から、最大画像サイズを幅1920、高さ1080と設定
  3. ファイル→環境設定→入力プラグイン優先度の設定から、DirectShow File Readerの優先度を下げる
  4. Aviutlを終了
●Aviutlの環境設定2

AGDRecで録画したファイル(.agm)をmp4出力する設定。

  1. 「aviutl.exe」を実行して、Aviutlを起動
  2. AGDRecで録画したファイル(.agm)を読み込ませる(ドラッグ&ドロップ)
  3. ファイル→プラグイン出力→拡張 x264 出力(GUI) Ex→ビデオ圧縮をクリック
  4. 左上の「x264.exeの指定」から、x264.exeを選択
  5. 右上の「neroAacEnc.exeの指定」から、neroAacEnc.exeを選択
  6. 右下の「mp4box.exeの指定」から、mp4box.exeを選択
  7. 左の「品質」は20位でちょうどいいかも。

※MP4BOXはデフォルトのままインストールしてれば「C:\Program Files\GPAC」


メモ程度でまとめたけど、以上です。
試しに録ってみた動画を、https://www.youtube.com/user/AgriusAkita/videosに上げてみたり。